外壁塗装を訪問販売で依頼する場合の注意点

業者に壁材を相談する女性

 

外壁塗装が必要な場合、自ら業者を探して相談・依頼する方がほとんどだと思います。

一方、外壁塗装は訪問販売も行われており、無料点検から依頼へと至るケースも少なくありません。

しかし、外壁塗装の訪問販売は注意が必要で、自分で業者を探す場合よりも慎重な判断が求められます。

 

外壁塗装の訪問販売はトラブルも多い

 

外壁塗装における訪問販売は、実はトラブルになってしまうことが少なくありません。

例えば最初の見積もりと請求額が異なる、相場よりも高額な料金を請求されたなど、料金にまつわるトラブルが目立ちます。

実際に依頼したら手抜き工事をされてしまった、というケースも中にはあります。

外壁塗装は最低でも3回塗りが必要で、場合によっては4回以上塗らなくてはいけません。

ところが訪問販売の業者の中には2回で済ますなど、明らかに手抜きをしているケースもあります。

こうしたトラブルは外壁塗装に限りませんが、巻き込まれないように注意が必要です。
依頼の可否は慎重に決めましょう。

 

訪問販売で依頼する場合のポイント

 

訪問販売の業者に外壁塗装を依頼する場合、まずは資格の有無を確認しましょう。

外壁塗装は無資格でもできますが、優良な業者には塗装技能士などの有資格者が在籍しています。

もし有資格者が不在の場合は、施工のクオリティに不安が残ります。

見積もりの内訳と保証の有無もしっかりとチェックしましょう。

見積もりが曖昧だと、不要な費用を上乗せされている恐れがあります。

保証がない業者の場合、万が一の時に対応してもらえない可能性があるので、必ず確認をおすすめします。

いずれにせよ、少しでもおかしいと感じたら契約を見送ることが大切です。

いったん立ち止まり、他の業者から見積もりを取って内容を比較してみましょう。

 

トラブルになった時の対応方法

 

もし訪問販売の業者とトラブルになった時は、まずはクーリングオフを検討しましょう。

クーリングオフはいくつかの条件がありますが、当てはまる場合は解約が可能になります。

無理やり契約させられた時は、できるだけ早めにクーリングオフすることが大切です。

それでも解決が難しそうであれば、国民生活センターに相談するのも良いでしょう。

トラブルの内容に合わせ、対応方法の案内やアドバイスを受けられます。

同様に住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)でも相談できます。

 

最後に

 

外壁塗装の訪問販売は自分で業者を探す手間を省けるため、便利に感じる方も多いと思います。

しかし、トラブルになることもありますので、安易に依頼しないことが求められます。

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付帯塗装とは?外壁との違いについて

木部塗装

 

住まいの外壁や屋根などは、定期的な塗装が求められます。

これらは建物を紫外線や風雨による劣化から守るために必要ですが、付帯部の塗装まで気を配る方は少ないのではないでしょうか。

しかし、付帯塗装も重要性が高く、住まいを長持ちさせたいなら必要不可欠と言えます。

 

付帯塗装とは?

 

付帯塗装は、細かい部分に行う塗装のことを言います。

具体的には雨戸や水切り、雨樋や破風板などのことで、これらは付帯部と呼ぶ場合もあります。

屋根や外壁塗装に比べ、付帯塗装は少しマイナーかもしれません。

そもそも塗装したことがない、知らなかったという方も多いのではないでしょうか。

確かに屋根・外壁塗装より重要性は低いものの、できるだけ塗装した方が良いことに変わりありません。

もし一度も塗装したことがないのであれば、外壁塗装などと合わせて施工してもらうのも良いでしょう。

そうすれば一度の施工で済むため、トータル費用を抑えることが可能です。

 

付帯塗装と外壁塗装の違い

 

付帯塗装と外壁塗装は基本的に異なるものです。

まず外壁塗装ですが、基本的に建物の壁(外壁)を塗装することを言います。

外壁のヒビ割れや傷みを補修しつつ、見た目をきれいにしたり、防水性能を高めたりすることが目的です。

一方の付帯塗装ですが、壁以外の部分を塗装することを指します。

雨樋や破風板を塗装するものですが、外壁塗装とセットで施工してしまう場合も多いです。

ただ、外壁と付帯部は別物なので、塗装する際は別途費用を支払う必要があります。

出費を抑えたい方は外壁のみの塗装を選ぶと思いますが、付帯塗装の費用は決して高くありません。

むしろ塗装するメリットが大きいため、できるだけ塗装した方が良いでしょう。

 

付帯塗装を行うメリット

 

付帯塗装のメリットは、住まいの耐久性を高め、劣化を抑えられる点にあります。

雨樋などの付帯部は常に紫外線と風雨にさらされており、時間とともに少しずつ劣化が進みます。

劣化のペースは住まいの環境によるものの、寿命が来たら速やかに交換しなくてはいけません。

付帯塗装を行えば表面が塗膜で保護されるため、直接紫外線や風雨の影響を受けなくて済みます。

劣化を遅らせることができるので、設備の交換サイクルを延ばせます。

住まいの景観もきれいにできるため、外観にも良い影響があります。

 

最後に

 

付帯は塗装しない方も多いですが、住まいの耐久性を高めることにも繋がります。

ただし、付帯部塗装のみ行うと費用が高くなるので、外壁と同時に塗装してもらうのがおすすめです。

外壁塗装の時期が来たら、付帯部塗装も検討してはいかがでしょうか。

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外壁塗装で騒音トラブルはある?

工事現場イメージ・腕組みをするビジネスマン

 

外壁塗装は足場の設置や外壁の洗浄など、様々な工程を経て行われます。

しかし、各工程の中には大きな音を発するものがあるため、近隣とトラブルにならないよう注意が必要です。

前もって外壁塗装する旨を伝えるなど、トラブルの回避や予防に努めることが求められます。

 

外壁塗装の騒音トラブルはある

 

外壁塗装において、騒音トラブルは少なからず存在します。

もちろんクレームになったり、トラブルへと発展したりするケースはほとんどありません。

ただ、騒音トラブルはゼロではないため、しっかりと対策を練る必要があります。

外壁塗装で騒音トラブルになる理由は、大きな音を発する工程があるためです。

業者側も音を極力抑えられるよう努めていますが、完全に音をなくすことはできません。

音の大きさの感じ方は個人差があります。

ある人にとっては気にならない音だとしても、別の人は不快な音に感じることも考えられます。

こうした違いもあるため、外壁塗装の騒音トラブルは少なからず存在すると考えておきましょう。

 

騒音が発生しやすい工程とは?

 

外壁塗装で特に騒音に注意が必要な工程は足場です。

足場は金属でできており、設置あるいは撤去時に金属が増え合うガチャガチャという音が発生します。

ハンマーを使って足場を組み立てていきますので、ハンマーで叩く時にはカンカンと音がします。

塗装現場での車の出入りも騒音に繋がる場合があります。

外壁塗装では、塗料や機材を搬入出するためにトラックを利用します。

その際のエンジン音が騒音になりますので、近隣にお住まいの方が不快に感じる可能性もあります。

他にも、外壁を高圧洗浄する工程やスプレーガンで吹き付け塗装を行う工程でも音が発生します。

足場の設置や車の出入りほどではないものの、大きな音が出てしまうので注意が必要です。

 

外壁塗装のトラブルを予防する方法

 

外壁塗装のトラブルを未然に防ぐためには、近隣住民への周知徹底が大事になります。

隣家はもちろん、道路を挟んだ向かいのお宅にもしっかり挨拶し、外壁塗装する旨を伝えることが重要です。

遅くとも1週間程度前には挨拶回りを行い、大まかなスケジュールを伝えておきましょう。

近隣への挨拶回りは施工業者も行います。

ただ、可能なら業者任せにせず、自身でも挨拶回りすることをおすすめします。

 

最後に

 

外壁塗装による騒音トラブルは決して多くありません。

ただし、音の感じ方は人それぞれですので、トラブルへと発展する可能性はあります。

トラブルを防止するためにも、外壁塗装前にしっかり挨拶回りをしておきましょう。

事前に知らせることがスムーズに外壁塗装を終わらせるポイントです。

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外壁の塗装と張替えの違いについて解説

張替え

 

外壁は定期的な塗装が求められますが、場合によっては張替えが必要になることもあります。

しかし、塗装と張替えは何が違うと、疑問が浮かんでくる方も少なくはないでしょう。

確かに外壁をリフレッシュする点では同じですが、目的や必要性が大きく違います。

どちらにするか迷った時は、まず外壁の状態を知ることから始める必要があります。

 

外壁塗装と張替えの違い

 

塗装または張替えが必要な外壁ですが、この2つは基本的に異なるものです。

まず一般的な外壁塗装ですが、こちらは外壁を塗り直し、新しく皮膜を作ることを言います。

塗り直すことで壁材を紫外線や風雨から守り、住まいの耐久性を向上させたり、美観を維持することができます。

ポピュラーな住まいのメンテナンス方法ですので、業者に依頼した経験がある方も少なくないと思います。

一方の張替えは、壁材を新しいものに交換することを言います。

 

張替えは2種類の工法がある

 

既存の壁材の上から新しいものを張り付けるカバー工法と、丸ごと取り替える剥がし張りの2つがあります。

費用はカバー工法が安いものの、住まいの状態によっては施工が不可能です。

対する剥がし張りは費用が高いですが、全部交換するため、住まいの性能を高められます。

 

外壁塗装と張替えはどちらがおすすめ?

 

外壁は定期的なリフォームが欠かせませんが、塗装と張替えはどちらが良いか迷ってしまうと思います。

どうやって判断するべきかは、外壁のコンディションや築年数によって決めることをおすすめします。

築浅の場合や壁材に劣化が見られない時は、外壁塗装が適しているでしょう。

仮に被膜が劣化していても壁材について問題なければ、塗装するのみでも十分と言えます。

ただし、塗料の種類によって耐用年数が変わるため、費用と相談して決めましょう。

もし壁材が変形していたり、割れや剥がれ・穴あきなどが見られたりする場合、壁材の交換がおすすめです。

住まいの外壁が劣化を始めている証拠ですので、塗装のみでは対処することができません。

しかし、カバー工法と剥がし張りは費用だけでなく、メリット・デメリットも異なります。

一度業者へ相談してみましょう。

 

最後に

 

外壁をそのままにしておくと劣化が進んで、住まいの性能や美観に影響が及びます。

塗装か張替えが必要になりますが、主な目的や役割が異なるので注意しましょう。

外壁の状態をチェックし、最適な方法を決めることが重要です。

どちらが良いか迷ったら業者に点検してもらい、おすすめの方法を提案してもらうと良いでしょう。

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外壁塗装で高い業者と安い業者がいる理由

塗装職人

 

一般に外壁塗装は高いと言われていますが、業者によって費用が大きく異なります。

たとえ同じ建物でも、10万円以上の違いが生じるケースは珍しくありません。

なぜここまで変わるのかというと、列記とした理由があるのです。

少しでも安く抑えたい方は、施工を依頼する業者は慎重に選びましょう。

 

外壁塗装で高い業者の特徴

 

費用が高い業者と安い業者がある理由は、下請けや孫請けが施工に携わるケースがあるためです。

一口に外壁の塗装業者と言っても、ハウスメーカーから専門業者まで多数あります。

ハウスメーカーなど全国展開する大手に塗装を依頼した場合、実際の施工は下請け・孫請けが行います。

そのため中間マージンやコストが増え、費用が高くなりがちなのです。

 

外壁塗装が安い業者の特徴

 

外壁の塗装を専門にしている業者は、基本的に自社の職人が施工を担当します。

下請けなどが介在しないため中間マージンが発生せず、その分費用を安くできるのです。

もちろん全てが該当するわけではありませんが、自社施工が可能な業者は費用も安くなる傾向があります。

 

他の塗装やリフォームなどを提案する業者もある

 

外壁の塗装のみを提案する業者もあれば、他の塗装やリフォームを提案する業者も存在します。

前者なら費用を安く抑えられますが、後者に該当する場合は注意しましょう。

外壁の塗装に加え、様々な改修・補修費用が生じることから、見積もり金額は高くなってしまいます。

特に外壁の塗装だけ依頼したい方は注意が必要です。

 

外壁塗装の費用を安く抑えるコツ

 

塗装費用を抑えたい方は多いと思いますが、安く抑えるなら相見積もりを取りましょう。

数社から見積もりを取ることで適正な価格が分かる他、業者によっては具体的な内訳を提示してくれます。

優良な業者を見分ける判断材料になるため、外壁塗装は相見積もりが基本と考えておきましょう。

見積もりを出してもらう業者は、地元の塗装業者や自社施工を実施しているところがおすすめです。

ハウスメーカーや大手は下請け任せが多く、費用が高くなることが珍しくありません。

地元の業者の場合、もし不具合や気になる点があってもすぐ駆けつけてくれるので、アフター面も安心です。

自社施工している業者は技術力に安心感があり、施工不良や手抜き工事などのトラブルを避けられます。

 

最後に

 

外壁塗装を依頼する時は、何社か見積もりを取って業者を選びましょう。

ただし、一概に安ければ安いほど良いとは限りません。

他社より多少高いとしても施工実績があり、保証・アフターが充実しているなら検討する価値があります。

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外壁塗装は助成金を使って工事が行えるって本当?

戸建て住宅

 

外壁を塗装する時、ネックになってしまうのは費用でしょう。

施工面積や塗料によって変わるものの、100万円を超えるケースも珍しくはありません。

そのため、できる限り出費は抑えたい方が多いと思います。

もし塗装費用を抑えたいなら、助成金を活用してはいかがでしょうか。

審査や条件がありますが、お住まいの地域によっては助成を受けられる可能性があります。

 

壁塗装は助成金や補助金が使える

 

外壁を塗装する際の費用は、全額自己負担と考えている方も少なくありません。

確かに自己負担は必須ですが、場合によっては助成・補助制度を利用できることがあるのです。

利用できるのは主にリフォームに関する助成で、市区町村が独自に制定しています。

金額は市区町村や制度により変わるものの、自己負担を減らせるのは大きなメリットです。

現在外壁塗装を検討中の方は、塗装業者に相談してはいかがでしょうか。

 

申請から支給までの流れを紹介

 

助成金を受け取るためには、所定の方法で申請をする必要があります。

一般的な流れですが、まずはお住まいの自治体へ連絡するか、窓口へ行って申請書を入手しましょう。

基本的に工事前の申請が必要なので、事前に書類の提出が求められます。

必要書類は自治体により異なるため、申請する際に聞いておきましょう。

申請後、交付の通知が届いたら業者へ連絡し、外壁を塗装してもらいます。

助成・補助を申請している旨を伝え、塗装後は完了報告書と請求書を発行してもらいましょう。

そして報告書などの提出が終われば、数週間から2ヶ月ほどで代金が振り込まれます。

 

外壁塗装の助成金に関する注意点

 

助成を受ける方法は簡単ですが、注意点もいくつかあります。

特に気を付けておきたいのは自治体によって先着順だったり、抽選になったりする場合があることです。

申請時期によっては予算上限に達し、締め切られていることもあるため、募集の有無を調べておきましょう。

工事の条件が細かく定められており、審査に通らないケースも考えられます。

助成金を受け取れない可能性もゼロではないため、自治体の窓口で相談しておくと良いでしょう。

自治体によっては、助成・補助制度そのものが存在しないことも考えられます。

もし分からない時は、塗装業者へ聞いてみるのも良いでしょう。

 

最後に

 

外壁塗装は費用が問題になることも珍しくありません。

少しでも抑えたい方は、自治体の助成・補助制度の活用を検討してみましょう。

ただし先着順などの場合もありますので、利用するなら早めの申請をおすすめします。

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外壁塗装を依頼する業者を選ぶポイント

外壁塗装

 

外壁の塗装が必要になった場合、まず業者探しから始めるのが一般的です。

お住まいの地域によっては工務店や専門会社など様々な選択肢があると思いますが、依頼先は慎重に選びましょう。

依頼先を安易に決めてしまうと手抜き工事をされたり、高額な追加料金を請求されたりする恐れがあります。

こうしたトラブルは珍しいものではないため、時間をかけて選ぶことが求められます。

 

外壁塗装は悪質な会社もある

 

外壁の塗装を行っている会社は少なくありませんが、施工が丁寧なところもあれば、大雑把なところもあります。

中には下塗りを適当に済ませるなど明らかな手抜きをしたり、契約時に伝えていない追加費用を請求したりする場合もあるのです。

もちろん全部の会社が当てはまるわけではありませんが、悪質な会社も一定数あることを覚えておきましょう。

 

外壁塗装の業者を選ぶポイント

 

もし外壁塗装が必要になった時は、まず詳しい見積もりを出してもらうことが重要です。

見積もりが大雑把な会社や説明が曖昧な会社は、余計な費用を含んでいるか後から高額請求されるリスクがあります。

明細・内訳の提示を拒んだ場合、候補から外した方が良いでしょう。

施工実績の確認も必要です。

外壁の塗装は技術が求められますので、施工実績が豊富なところへ任せる必要があります。

新人が担当するところや実績が乏しい会社は避け、確かな技術力を持つ会社を選びましょう。

保証やアフターサービスの確認もおすすめします。

万が一施工不良があった場合、保証があれば再塗装してもらえます。

アフターサービスが充実している会社は、もしもの時でもすぐに駆けつけてくれます。

定期点検を用意しているケースもありますので、保証やアフターの内容もしっかりチェックしておきましょう。

 

複数の業者へ見積もりしてもらうことが大事

 

外壁の塗装を依頼する際は、複数の業社から見積もりを取ることも重要です。

塗装費用は会社によって異なるため、相見積もりを取ることで、安価に施工してくれるところが見つかります。

見積もりを取るのが1社のみだと、相場より高値を提示してくる可能性も否定できません。

損をするリスクもありますので、数社から見積もりを取ることを意識しましょう。

 

最後に

 

外壁は定期的な塗装が求められますが、どこへ依頼するか迷った時は時間をかけて選びましょう。

すぐに決めると悪徳業者につかまる危険があるため、慎重に選ぶことが重要です。
「ここなら安心して任せられる」と思えるところを見つけましょう。

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外壁塗装の施工手順(工程)について

外壁塗装

 

外壁塗装工事には、決まった施工手順というものがあります。

その手順が違うと、品質の低下につながる、とてもの大事なものです。

ここでは、その施工手順について、解説していきます。

 

外壁塗装の施工手順

仮設足場設置

 

まず初めに、工事に入る前に足場をぐるりと設置していきます。

この足場は、安全上、作業効率、近隣への配慮のため、設置していきます。

この足場が無いと基本的に作業が出来ません。

 

高圧洗浄

 

仮設足場設置後に、外壁や付帯部分を高水圧で洗っていきます。

外壁には、何年も溜まった汚れやカビ、藻が付着しているので、すべて綺麗に洗い流していきます。

この洗浄をしっかり行う事で、塗装の密着効果が高まります。

 

コーキング工事

 

サイディング壁の場合は、ここでコーキング工事を行います。

壁と壁の継ぎ目の目地部分の古いコーキングを撤去してから新しいコーキングを充填します。

壁以外のサッシまわりにも行います。

 

養生

 

その後、塗装工事の準備に入ります。

サッシや玄関ドア、付帯部などを塗装が付着するのを防ぐためにビニール養生していきます。

地面等にもブルーシートなどを敷いて養生します。

 

外壁塗装

 

養生まで完了したら、外壁塗装に入っていきます。

下塗り、中塗り、上塗りと3回塗りで仕上げていきます。

ひび割れ等あれば、下塗り後に補修を行ってから中塗りしていきます。

 

付帯部塗装

 

外壁塗装と並行して、付帯部「軒天、破風板、雨樋、雨戸など」を塗装していきます。

下地調整してから、2回塗りが基本です。

鉄部には、錆止めを入れて仕上げていきます。

 

清掃・点検

 

外壁塗装、付帯部の塗装が完了したら、清掃と最終点検を行っていきます。

塗り残しや液だれ、塗料付着を探して、綺麗に仕上げます。

この点検で最後になるため、念入りにチェックをして、問題なければ完了となります。

 

足場解体

 

最終確認後に、仮設足場を解体していきます。

足場解体後も、ゴミ等を清掃して引き渡しとなります。

 

最後に

 

外壁塗装の工程は、仮設足場設置、高圧洗浄、コーキング工事、養生、外壁塗装、付帯部塗装、清掃点検、足場解体が基本的な流れとなります。

塗料によっては、コーキングが塗装後に行う場合もあります。

そこは、臨機応変に行い、施工をしていきます。

正しく施工を行えば、綺麗な品質の良い仕上がりとなりますので、施工手順をしっかりと把握して、確認していきましょう。

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外壁塗装は工事を行う時期が大切!

外壁工事

 

外壁を美しく保つため、雨漏れなどの不具合を防ぐためには定期的なメンテナンスが欠かせません。とは言え、外壁の塗装は約80万円~と消して安い買い物ではありません。

一度の塗装メンテナンスでその効果を長持ちさせるためには、工事の時期が重要となってきます。

ここでは外壁塗装の工事時期について解説していきます。

 

外壁塗装は定期的に行うもの

 

「外壁塗装は定期的に行うもの」という認識を持っている方は多いと思います。
では外壁塗装はなぜ行うのでしょうか。

それは塗膜は経年によって自然劣化し、その効力を失ってしまうからです。

ネットで外壁塗装について調べると「10年に1度は塗り直し」「20年に1度は塗り直し」と様々な情報が出てくると思います。

時期について期間が前後しているのには、塗料の持つ耐久性に関連性があります。

 

塗装を行うタイミングにはベストタイミグがある

 

塗装はいつでも行ってよい訳ではありません。しっかりとしたベストタイミングがあります。
それは「塗膜がしっかりと劣化した状態」です。

「塗膜がまだ劣化しておらず効力がある状態」は早過ぎますし、「塗膜が劣化しすぎて外壁材まで劣化している状態」は遅すぎます。

外壁塗装は塗料を外壁材に塗布するというイメージが強いかもしれませんが、実際には外壁材と塗料を密着させるための「プライマー」という下塗りを行います。

このプライマーは密着性が高く、しっかりと劣化してからでないと剥がれ落ちません。
その為、古いプライマーが残ったまま塗装を行ってしまうと、結果的に古いプライマーに塗装を行うことになってしまいます。

その為、しっかりと耐久性が劣化した状況で塗装を行いましょう。

 

塗料の耐久性とは?

 

外壁塗料は成分により耐久性が異なります。

ウレタン塗料は約8年、シリコン塗料は約12年、ラジカル塗料は約18年、フッ素塗料は約20年といわれるように、耐久性の長さはそれぞれで大きく異なります。

また、それぞれ明確な耐久性が決められていないのには理由があります。
そもそも外壁塗料にはメーカーが定めた耐久性という表記がありません。

全て「耐用年数」と表記されています。

これは塗装を行う現場の環境により耐久性が異なる為です。

例えば海が近くにあり塩害を受けやすかったり、車の交通量が多い首都高沿いなどでは塗膜が早く劣化してしまいます。

 

塗料の劣化を見極めることが大事

 

塗膜が劣化したかを見極めるには方法があります。

外壁を指でなぞった際、指先に白い粉が付着することがあります。

これをチョーキング現象といい、塗膜が劣化して粉状になっているという証拠です。

簡単に行うことが出来る為、しっかりとチョーキング現象が出ているかを確認してから塗装工事を行うようにしましょう。

 

まとめ

 

外壁塗装は早くても遅くても本来の効果を発揮しない工事です。

しっかりとベストタイミングを見極めながら工事を行うことで、少しでも塗膜本来の効力が発揮できるようにしましょう。

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人気メーカーを紹介!外壁塗料のメーカーランキングとは?

塗料メーカー

 

外壁塗装で使用する塗料のメーカーはどのような会社があるのでしょうか?。

あまり知られていませんが、もちろん外壁塗料には人気メーカーがあります。

使用する塗料に迷った際には人気メーカーから選んでみるのもよいかもしれません。

ここでが、外壁塗料メーカーについてご紹介します。

 

外壁塗料の国内3大メーカーとは?

 

外壁塗料には大手から独立系まで様々なメーカーがあります。

外壁塗料はTVCMや広告などで見かけることが少ない為、人気メーカーについて把握している方は少ないのではないでしょうか。

実は外壁塗料には国内3大メーカーがあります。塗料選びに迷っている方は、それらのメーカーから選択すると失敗することは少ないでしょう。

 

国内3大塗料メーカー①/日本ペイント

 

日本ペイントは国内で最も売上高の高い塗料メーカーです。

2012年より流通が始まり、その高品質さ、コストパフォーマンスの高さから注目されている「ラジカル塗料」は日本ペイントが世界で初めて開発しました。

 

日本ペイントの代表商品/パーフェクトトップ

 

日本ペイントには様々な代表作品がありますが、中でも注目度が高いのが「パーフェクトトップ」です。

「パーフェクトトップ」は日本ペイントが2012年に発売開始した世界初のラジカル塗料です。
塗膜が紫外線などで劣化していくラジカル現象を遅らせる為に、高耐候酸化チタンや白系顔料を配合しており、これまで主流だったシリコン塗料と同価格帯にもかかわらず、シリコン塗料以上の耐久性を誇るという塗料です。

まだ2012年からの使用で、その性能を証明しきれてはいませんが、日本ペイントの新商品ということもあり、現在の標準グレードになりつつある商品です。

 

国内3大塗料メーカー②/関西ペイント

 

国内シェアNo2の関西ペイント。
建築系の塗料だけでなく、自動車用、工業用、船舶用と様々な塗料を製造販売しています。

 

関西ペイントの代表商品/コスモシリコン

 

コスモシリコンは一液水性シリコンです。

水性シリコンは油性に対し耐久性が低いというイメージがありますが、コスモシリコンは耐久性・乾燥性が高い塗料です。

水性の特徴でもある低臭性から健康面で気になる方にもおすすめです。

 

国内3大塗料メーカー③/エスケー化研

 

エスケー化研は建材塗料に限れば国内シェアで日本ペイントを上回るNo1メーカーです。

 

エスケー化研の代表商品/水性セラミシリコン

 

水性シリコン塗料にセラミック成分を混ぜて作られた塗料で、エスケー化研のベストセラー商品です。

セラミックを混合させたことによる防汚性、防カビ性、防藻性が特徴的な塗料です。

 

まとめ

 

大手メーカーは大手メーカーとして生き残るだけの製品品質の高さを誇っています。
塗料選びに迷った方は、3大メーカーの商品を改めて見直すのもおススメです。

 

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